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合掌

  • 執筆者の写真: スミ
    スミ
  • 10月13日
  • 読了時間: 2分

今日で、関西万博が閉幕を迎えます。

私も、駆け込みで10月初旬に行きましたが、まあスゴイ人、ひと、ヒト…

並ぶのが苦手な私も並ばなくてはどこのパビリオンも入場できませんでした。


中でも比較的入り易かったのが、インドパビリオン。

インドパビリオンの入り口には、インドを象徴する大きな手の合掌するモニュメントがあります。

インドでの合掌は、「ナマステー」と口ずさみながら挨拶の時によく行われる動作で、相手への敬意や感謝を表していると言われています。


また、仏教では、右手が清浄なもの、仏様を示し、左手が不浄な現世を示し、それを合わせることで、仏様と人が一体となり、成仏を願う気持ちを表現していると言われ、仏前の前でもよく行われています。


私達の日常でも、食事の前後など感謝を表す動作としていろいろ使われているかと思います。


ヨガでの合掌は、「アンジャリムドラー」と言って相反する二つの要素を統合し、心身のバランスを整える、調和させるというヨガの哲学を示していると言われています。

もちろん、指先には、内臓や神経とつながっているため、合掌はそれらに良い刺激を与えるという側面もあります。

が、この相反するもの、右と左、光と影等それらは単独ではなく二つあって一つになって安定し、物事には二つの側面があることを教えてくれています。

また、その相反するものの調和を理解したときに沸き上がる感謝の心の存在、それが内なるエネルギーになるとも言われています。


ヨガは、口頭の伝承という形で受け継がれてきたため、色々な解釈がありますが、自分にとってしっくりくる理解でいいのかなと思います。

私も、ヨガを習いたての頃は、この合掌は宗教っぽくてどうかな…と思ったこともありますが、今では軽く合掌するだけでなんだか落ち着く感覚が湧き出るようになりました。


私にヨガを教えてくださった先生から「左手は自分、右手は大切な人、自分から合わせていけばうまくいきますよ」との言葉が印象に残っています。

夫婦仲良しの先生のこのお言葉は、説得力があります。

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